皮膚科専門診察
ご案内
動物病院に来られる患者さんで一番多い病気は何でしょう？答えは皮膚病です。
それだけ動物たちは痒みや脱毛で困っていることが多いのです。きちんと診断すればすぐに治るもの、一生付き合っていかなければいけない皮膚病、人に感染するもの、命に関わるもの・・・・。
皮膚疾患は、”複数の原因”が”複雑に”関わっていることが多く、治療に専門的な知識が必要となります。適切な診断を下し、少しでもペット達や飼い主さんの悩みやストレスを減らすサポートができるように努めて参ります。
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痒みやフケのストレスを抱えている
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皮膚病・外耳炎が治らない、再発する
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原因がよく分からない
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なるべく薬を使いたくない
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今の治療以外の治療法はないのか
といったお悩みを抱えている方は是非ご相談ください。
皮膚科専門診察について
次回の 皮膚科 専門診察 予定日
毎月 第２日曜日 １２：００〜
第４水曜日 １０：３０〜
完全予約制
※ 日程は先生の都合により変更される
場合があります。
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皮膚科専門診察は予約制です。
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日曜日または祝日の午後を利用して診療を行います。
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初診は1時間、再診は30分の診察時間になります。
※ 問診票の記入に時間がかかるため、初診の方は予約時間の20分前にいらして下さい。
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検査やお薬代の他に別途専門医診察料【初診料：５０００円、再診料：３０００円】がかかります。
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他院から専門診察を受診する場合、予防薬の処方やワクチン接種は行いません。
日頃、通われている動物病院でお願いしております。
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専門診察を迷われている飼い主様へ
日本獣医皮膚科学会認定獣医師が担当している『ラズのわんにゃん健康相談室』でオンライン相談が
ございます。→ここをクリック
初診の飼い主様へ
・ 来院前に問診票の記入をお願いします。［ ３枚あります ］
［ お願い ： 可能な限り詳しく記入をお願いいたします。 ］
・過去の検査結果（血液検査、アレルギー検査）等を必ずご持参ください。
・来院の１週間前からのシャンプーはお控え下さい。原因を洗い流し、症状の評価に
影響します。
・獣医さんの紹介で来院される方は、事前にその旨をお伝えください。
・当日の診療をよりスムーズに行うために予約時間の20分前にいらして下さい。
・診察のキャンセルは３日前までとさせていただきます。連絡がない場合は、キャンセル料が発生いたします。
当日の診察の流れ （皮膚科専門診察の場合）
問診票に記入 ・・・
皮膚科専用の問診票をご用意しております。
いつから、どの部位から、どのように広がったなど今までの経過やお薬の治療反応について記入していただきます。
診察 ・・・
問診票をもとにお話を伺います。またペットの皮膚の状態を診察させていただき、必要な検査を実施します。
検査結果の説明 ・・・
動物の皮膚症状や検査結果をもとに考えられる病気の説明や追加で必要な検査の提案を行います。
方針 ・・・
疑われる皮膚病をもとに治療方針を提案させていただきます。
皮膚病の診断は基本的に除外診断になります。難治性の皮膚病だと診断し、費用をかけて治療していたのに、実はすぐに治る皮膚病だった・・・ということがあってはならないからです。手順を踏んで診断することは無駄ではなく、実は治療の最短ルートなのです。
費用について
費用について気になる点がございましたらお気軽にご相談ください。なかなか治らない皮膚病の原因を追求するため、検査費や治療費がかさむことがございます。
専門診察の受診で悩まれている方は西山動物病院の一般外来をお受けください。
詳しくは『皮膚科一般診察』をご参照ください。→ 皮膚科一般診察について
西山動物病院で行う皮膚科の検査
1）皮膚押捺塗抹検査 ：皮膚表面の状態や細菌・酵母菌を調べます。
① マラセチア ➡︎
② 球菌 ➡︎
2）皮膚掻爬試験 ：皮膚に寄生するカビやダニを調べます。
① ニキビダニ ➡︎
3）被毛検査 ：毛に寄生するカビや毛の状態を調べます。
① 毛の状態を観察 ➡︎
② 拡大写真 ➡︎
カビの胞子
4）ウッド灯・真菌培養 ：毛に寄生するカビを採取しカビの感染の有無を判定します。
パッチテスト
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遅延型アレルギーの評価
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薬剤を特殊なディスクに染み込ませ、薬物に対するアレルギーや食べ物アレルギーの有無を評価します。
薬剤感受性試験
メチシリン耐性ブドウ球菌や多剤耐性緑膿菌は小動物臨床において世界的な問題です。国内においても抗菌薬耐性菌の発生状況は悪化の一途であり、耐性状況の把握と適切な抗菌薬の使用が求められます。
適切な抗生物質を選択することで効果のない抗生物質の服用を減らすことができます。
除去食試験
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食物アレルギーを疑う場合に実施する検査の一つです。
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これは『疑われる食材を抜いた食事を与えて、症状が治まるか』を確認するものです。
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2ヶ月間実施します。
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その期間は指定された食事以外は与えることができません。
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いままで食べたことのあるものを覚えている限り挙げていただくまたは食物アレルギー検査の結果をもとにその子に合いそうな食事を選ばしていただきます。
生検・皮膚病理検査
治療の反応が乏しい症例や潰瘍などの皮膚症状があるものに、確定診断をするために皮膚の一部を採取し、細胞レベルで異常をみます。
基本は局所麻酔を使用しますが、採取する部位によっては全身麻酔が必要です。
鼻の組織を採取
低倍
高倍 皮膚型リンパ腫と判明
犬や猫は様々な原因でかゆみを起こします。
『ノミに刺される』
『バイ菌が増えている』
『アレルギーになっている』などがあります。
アレルギーの原因（草・木の花粉、食べ物、カビ、ダニなど）がはっきり分かればどのような治療があるのかがわかります。原因を避けたり、かゆみを薬で抑ることで症状を和らげることができます。
＊特異的IgE検査（環境中の抗原40項目）
節足動物
樹木
カビ
雑草
牧草
＊リンパ球反応検査（主要9品目・除去9品目）
タンパク質
穀物
